最初の難関で「マーマネラボ」は岩に阻まれ前進できなくなるが、マーマネの指示でサトシがジャンプ台となってクリアする。次の難関のサンドコースでは、ロケット団が「赤い流星」のデンヂムシを妨害するが、驚いたデンヂムシが逆に猛スピードで走り1位に。

デンヂムシレース当日。サトシたちは「マーマネラボ」というチーム名でエントリー。優勝間違いなしと意気込んでいると後ろから水をさすチームが。「赤い流星」の3人だ。色違いの赤いデンヂムシで車体も特注品と、優勝候補のチーム。そしてレースにはロケット団も参戦。しかしロケット団のデンヂムシカーは実は中でニャースが操縦するマシンだ。

最後の難関コースはアイスバーン。1位だった「赤い流星」はそれまでの無理がたたりバテていたところアイスバーンに足をとられていた。マーマネは滑って倒れてしまったサトシのかわりにサポートランナーに。デンヂムシのワザ「いとをはく」で即席のすべり止めをタイヤに施し、「マーマネラボ」を優勝に導いたのだった。

毎年、アローラで行われるデンヂムシレース。デンヂムシを車体に乗せて、デンヂムシの放つ電気エネルギーで車体を走らせる人気のカーレースだ。マーマネの希望で、サトシとカキと3人一組で出場することに。

3人はさっそくチームの役割決め。マーマネが作戦指示を行うディレクター、カキはピットでメンテナンスを行うメカニック、そしてサトシはデンヂムシと一緒に走るサポートランナーに。さっそくマーマネのデンヂムシを走らせてみるが、そのスピードは遅く、みんなで走って特訓することに。