「守り神がいなくても、オレたちは絶対にあきらめない」というディアの言葉を聞き、サトシはピカチュウとともにアクジキングをウルトラホールの向こう側へ帰すための特訓を始めた。最初は止めていたディアも、サトシとピカチュウの熱意に負け、いっしょに戦うことに。

ディアによると、10年前、メレメレ島には未来を左右する出来事があったという。土地が買い占められ、開発によって豊かだった自然は姿を消し、森や海や空気も汚れてしまったのだ。そんな中、アクジキングがやってきたのだという。進むべき道を誤ればサトシの世界も同じ運命をたどるかもしれないと言うディア。

ポケモンスクールの廃墟を目の当たりにし呆然とするサトシ。この廃墟の街は、なんとアローラだったのだ。サトシの話を聞き、ディアは、サトシのいた世界とこの世界は、本来交わることのない並行世界ではないかと言う。

アクジキングに対し、サトシとディアたちの作戦はうまくいきそうだったが、失敗してしまう。大ピンチのサトシたち。その時、突如カプ・コケコが現れた！するとサトシとディアのＺリングが反応。ピカチュウとゼラオラが同時にＺワザ「スパーキングギガボルト」を繰り出し、アクジキングの急所を狙う！そして遂にアクジキングをウルトラホールに帰すことに成功した！

かつてアクジキングをウルトラホールに帰すことに失敗したディアとゼラオラ。せめてZワザが使えればとサトシが言うが、ディアによると以前はこの世界でもＺワザが使えたが、自然が失われ、カプ・コケコがアローラから姿を消して以来、使えなくなったのだという。