マオとスイレンは「森のおじいちゃん」に遭遇したとき、びっくりして逃げて、森で迷子になってしまう。泣きじゃくるマオ。スイレンはマオに森で見つけた赤い実（ハバンのみ）を差し出す。食べると苦くて思わず涙がひっこむマオ。その赤い実は食べるうちにだんだん甘く感じてくるので二人は「にがあま」と呼んだ。

「にがあま（ハバンのみ）」をふいに落としてしまうスイレン。それを拾おうと転がる実をおいかけたスイレンは、助けようとしたマオと一緒に崖から落ちてしまう。それを助けてくれたのが「森のおじいちゃん」だったのだ。その話を聞いて、ロトム図鑑は、それは「ジジーロン」というポケモンだとサトシたちに教える。

サトシも「森のおじいちゃん」に興味津々。そこでサトシとマオとスイレンで森へ出かけることに。道すがら思い出話をするマオとスイレン。「森のおじいちゃん」に会った日、二人は初めて出会ったという。出会ってすぐ二人で遊んでいて「森のおじいちゃん」に遭遇したのだ。

サトシとマオとスイレンは、かつて「森のおじいちゃん（ジジーロン）」と遊んだ「にがあま」の木がたくさんある場所にたどり着き、ジジーロンと再会を果たす。しかし、ジジーロンを狙おうとサトシたちの後をつけていたロケット団が邪魔をしてきた。怒ったジジーロンはロケット団を吹き飛ばす。マオとスイレン、サトシとポケモンたちはジジーロンとのひとときを楽しんだのだった。

ホウとスイが森で迷子になり、大きなポケモンに助けてもらったという。その話を聞いてマオとスイレンが小さいころ、森で迷子になった時に「森のおじいちゃん」と呼んでいた同じポケモンに助けられたことを思い出す。