ルザミーネたちはこのウルトラビーストを「テッカグヤ」と名づけた。テッカグヤは、飛び立つときにすさまじいパワーを発して辺りを焼き払ってしまうことがわかった。サトシたちは、まずはウルトラボールで捕獲して安全な場所に移すことを考えたが、ウルトラボールを何度投げてもはじかれてしまう。

マーマネが地層を分析してみると、なんと200年の間、土に埋まっていたことがわかった。スクールでみんなに伝えていると、突然ウルトラガーディアンズの出動要請が出た。ルザミーネたちがウルトラビーストを見つけたといってモニターに映し出したのは、なんとマーマネたちが掘り起こしたそれであった。

ある日のメレメレ島のバンブーヒル。キャンプ中のマーマネは、竹やぶで地面に埋まった謎の金属（？）のようなものを見つけた。トゲデマルたちといっしょに少し掘り起こしてみると、顔のようなものがあった。マーマネはもしかすると自分が好きな昔話「星舟カグヤ」に登場するカグヤではないかと考えた。

発射してしまう前に防御壁を作って、まわりを守ることを思いつくマーマネ。そこにロケット団がテッカグヤを捕まえようと邪魔をしてきた。その間もぐんぐん発射の準備を進めるテッカグヤ。リーリエたちはポケモンと力をあわせて急いで防御壁を作る。防御壁のおかげでまわりに被害を出すこともなく無事に飛び立つことができたテッカグヤは、うれしそうに笑っていた。

ポケモンスクールでみんなに自分が見たことを話すマーマネ。本当に「カグヤ」かたしかめるため、みんなで掘り起こしてみることに。なんとか掘り起こすと、そこにはまるで「カグヤ」かと思える姿が現れた。リーリエはウルトラビーストの可能性を考え、ルザミーネに報告しようとするが、マーマネはその前にもう少し調べてみたいと訴える。