ウルトラホールの先へ辿り着いたサトシたち。そこへ突然、岩の割れ目から何者かが攻撃してきた。岩の割れ目の先を見ると、そこにはたくさんのベベノムたちがいた。サトシのベベノムがサトシにかわって話しかけると、奥からアーゴヨンが現れて…。

アーゴヨンはテレパシーでサトシたちに話しかけてきた。サトシたちがUB:BLACKと呼ぶポケモンはネクロズマといい、かつてベベノムたちの住む世界を光で満たしていたのだという。しかしある日落ちてくる隕石からベベノムたちを守ったことでネクロズマは光を失い、長い眠りについた。そのため、ベベノムたちの住む世界は荒れ果ててしまったのだ。

アーゴヨンの話はアローラに伝わる伝説と似ていることに気付くサトシたち。アーゴヨンはネクロズマが復活したのはルナアーラとソルガレオの光を吸収するためだと話す。ソルガレオを助けるためにネクロズマを追い払えば、ベベノムたちが救われないと知ったサトシたち。サトシは悩んだ末、ソルガレオもネクロズマもみんな助けると決心する。

バーネット博士はついに壁画を解読する。壁画によれば、ネクロズマは光を失ったかがやきさまの姿であり、人間たちがポケモンたちと共に祈りをささげるとネクロズマは光を取り戻すことができたのだという。一方、サトシたちはルナアーラの復活のときのようにZパワーをネクロズマに分け与えたらいいのではと思いつく。サトシ、カキ、スイレン、グラジオはネクロズマにとりこまれたソルガレオに向かってZワザを放つ…。

サトシたちが送ったZパワーで復活したルナアーラ。どうやら早速、UB:BLACK（ユービー:ブラック）にとりこまれたソルガレオを助けに行きたい様子だ。サトシたちウルトラガーディアンズは、心配するルザミーネを説得し、ルナアーラといっしょにウルトラホールの先の世界に行くことに。